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16ビットのサイバーパンク
サイバーパンクというジャンルが流行った80年代に、
僕が持っていたパソコンは8ビットだった。
当時は、コンピューターが家にあるというだけで充分に刺激的だったから、
たったの8ビットでもサイバーパンクの入り口にたったような気がした。
だから世の中の趨勢はすでに16ビットなんだぜ、と知った時には、
大変だ!と叫んで走り出しそうになった。
叫んで走る以外に打つ手のない自分にいらだって、
円筒形の郵便ポストを蹴ったりしただろう。
それから時代が流れて、レトロインク社内にあるサーバーはとうとう64ビットだ。
数字だけ見るとたったの4倍だが、その凄さがわかるくらいには大人になった。
いまや64ビットが現実で、かつてのサイバーパンクなんてあっけなく吹き飛んだ。
机の上の埃を払うようなもんだ。
だけど吹き飛んだ後には、どうにも何かが漂っていて、
何だか得体が知れないけれど、
これがサイバーパンクの残した何かなのだろうと思う。
恐る恐る鼻を近づけてみると、はたして16ビットの匂いがする。
鼻の奥がツンとするビット数だ。
現実のクオーターになっても、サイバーパンクが僕らを刺激する。
やめてくれと言おうとしたって無駄だ。
彼らに接続するプラグはもう売っていない。
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ナカニシミエさんの新作ポストカードを紹介しようとしたら、
なぜかサイバーパンクの文章になってしまった。
でも、16ビットって何?と尋ねられたら、このポストカードを出しても良いと思う。
それで誤解を生んだとしても、ナカニシミエの勝ちというものだ。
Posted by 店長
Posted in: 架空ストア(09.06.05まで)
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2008.05.23
17文字と横尾忠則とスフレのチーム
休日らしい休日を取った。
仕事が忙しいというわけではないが久々だ。
用賀まで電車を乗り継いで、世田谷美術館まで歩く。
「いらかの道」に書き込まれた百人一首が面白い。特に筆跡が。
彫った人のことを想像してああだこうだと言いながら歩く。
最初の五七五は良いのに、残りの七七で台無しになっている短歌が多い。
17文字でやめておけば傑作だったのに…などと古典の名作に対してぼやく。
悲しいとかつらいとかはっきり言っちまったらおしまいだろう…とか、
このへんは僕の価値観の問題か。
古典に文句をつけるのは楽だ。作者はすでにいないから。
美術館では、横尾忠則 。
入り口から出口まで隙の無い圧巻の展示。
Y字路のシリーズには頭がクラクラとした。
そして最近の作品の数の多さに驚く。
もう死んだんじゃないかと勝手に思っていたがまだ生きていた。
まだまだこの天才に付き合えるのだと思うと嬉しいが、
こんなとんでもない爺さんがいるから、芸術ってのは怖いものだと思う。
砧公園を散歩してから環八を徒歩で南下し東急線へ。
自由が丘に行って、スフレを食う。これも久々。
前回が感動するほどおいしかったので、期待が実際を上回る心配があったが、
そんな心配は無用だった。今までに味わったことがないくらいうまい。
夜は国立のニチニチへ。これも1年ぶりくらいか。
もともと少なめのメニューが増えても減ってもいない。いさぎよい。
その中から好きなものを頼むと、1年前と同じオーダーになる。
こっちだって増えても減ってもいないのだから当然か。
この架空郵便第九は、架空ストアの店長ブログとして、
架空ストアの話題と店長の個人的なことを書こうと思って始めたのだけど、
最近はレトロインク本体に関係したお知らせを増やしてしまったため、
個人的なことが少し書きづらくなった。
今日はあえて書いてみたけれど、今後はさらに個人的な内容が減っていくんじゃないかと思う。
個人であるイシムラと、チームであるレトロインクの関係については、
ここしばらくいろいろと考えては結論を出し損ねている。
周囲からしたらどうでもいいことなのかも知れないけれど、
チームでなけりゃ…と思う気持ちがどこかにある。憧れに似ているかも知れない。
しかしチームだと言っても、メンバーすら曖昧なチームだ。
一応メンバーはいるのだが、
それは僕が勝手にメンバーだと思っているだけで、本人はメンバーだと思っていないかも知れない。
ちょっと確認するのが怖いので、あえて触れないようにしているところだ。
さらに、何のチームだかよくわからないのが困る。
いっそロックバンドとか劇団とか、わかりやすいチームにしてしまえば良い。
そのせいで何かが限定されるとしても、選択肢が減った分だけ足は速くなる。
とにかく長い道のりだな。
とりあえずロックバンドと劇団だったらどっちが良いだろうと考えている。
本当にどちらか始めてみるのも良さそうだ。
Posted by 店長
Posted in: その他(09.06.05まで)
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2008.05.22
18世紀のドメインから言の葉の瓶詰
18世紀にはドメインなんてものはなかったそうだけど、
これから3世紀も経って、まだドメインが残っているとしたら、
21世紀から続く由緒正しきドメインなんてものも、ありうるに違いない。
でも、18世紀にドメインがあったことにして、
retro-ink.comは18世紀から続く由緒正しくドメインです…と言い張ることも、
具体的にはどうしたらいいかわからないものの、
何だか難しいことではないような気もするのだ。
それとは全く関係がないようだけれど、
木村ことりさんのポストカード2種(「雨」がテーマだ!)と、
大人気の言の葉の瓶詰が販売開始。
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東京では雨が降っている。
雨が降ると考えるのは言葉のことばかりだ。
Posted by 店長
Posted in: 架空ストア(09.06.05まで)
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2008.05.20
19時に次のミミスマシで
バレットのミミスマシ編も再開しました。
http://www.metro-ink.com/gris/
ネコタタキ編と同様に、サーバートラブルが起きた時点で進行中だった領域は、
時間切れにより終了しています。 お楽しみのところ本当にごめんなさい。
バレットの次のバージョン(公開時期は未定)が登場したら、
ミミスマシ編は機能を制限して、ログの閲覧だけになるかも知れませんが、
それまでは、新しい領域が週に1回程度は登場していく予定です。
Posted by 店長
Posted in: その他(09.06.05まで)
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2008.05.18
20日に瓶詰が出ます
熱烈なラブコールに応えて、
木村ことりさんの「言の葉の瓶詰」の再入荷が決まりました。
しかも今回販売分に限り、金箔を閉じ込めた「金砂子」片をイン。
5月20日(火)をお見逃しなく。
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Posted by 店長
Posted in: 架空ストア(09.06.05まで)
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2008.05.17



